こんにちは。保育士、TCS認定コーチのかめや かすみです。
日々気温が下がり、秋らしい空になってきましたね。
私の住んでいる地域は紅葉もそろそろ終わりを迎えそうです。
あっという間に冬と年末が押し寄せてきそうだなと思っているのですが、やっぱり年末に向かって慌ただしさのようなものを感じています。
そんな「慌ただしさ」を感じる日常の中で過ごしていると独り言や、脳内でする自分との会話も忙しなってくるというものです。
ところで、諸説ありますが、人は1日に5〜6万回くらい自分と会話しているそうです。
無意識とはいえ、5万回?!と最初は信じられなかったのですが、私の場合平日朝の出勤前の時間帯のことを思い出すと、5万回くらい余裕で超えているかもしれません。
そして、この脳内会話のことを「セルフトーク」というのですが、このセルフトークの内容がどんなものかによって自己肯定感を上げたり下げたりするんです。
例えば、「ネガティブな自分」と出会った時。
ネガティブな自分と出会った時の自己肯定感が下がる思考パターンの特徴。(私調べ)
・どうせ私なんて・・・の多用。(自分を一番信じていないのは誰でしょう?)
・失敗したら落ち込みすぎる。(失敗の原因追求沼にハマる。)
・できない事への罪悪感が重め。(気づけば「もっとできる人」との比較が止まらない。)
・必要以上に周りの反応を気にする。(行動への足止め効果は絶大)
お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、これ全て過去の私です。
大切なのはこの「自分はネガティブだ」と気づいた時に、自分がどう捉えるか。
もし、「ネガティブな部分も自分の一部」と捉ていたり、「そんな時もあるよね」「ネガティブだって悪いことばかりじゃないよ」と受け入れることができていれば自己肯定感は下がらないかもしれません。
「ポジティブである必要性を感じない!」
と思っているなら、むしろ自己肯定感は高いんじゃないかと思います。
けれど、少しでもネガティブな自分を受け入れられなかったり、否定したくなった時は要注意です。
自分のセルフトークに注目してみてください。
・・・・・増えているんですよ。
格段に。
「ない」という言葉が。
「できない」
「なれない」
「足りない」
「終わらない」
「〜しなければならない」
等。
「ない」の大渋滞。
そうなるともう、負の連鎖です。
自己肯定感爆下がり。
自分で自分のことをいじめている状態になっていきます。
最後だけ少しニュアンスが違うように見えますが、「〜しなければならない」が「今は出来ていない」に変換可能であれば、立派な「ない」だと思います。
普通に生活しているだけでも、何かの目標に挑戦しているときでも、周りの人や身近な人の反応や態度に傷つくこともあると思います。
でも、さらに追い討ちをかけてくるのは実は自分自身だったりするんですよね。
先日自分自身でも「なんか余裕がないな」と感じていた時、ふと思い立って「ない」って何回言った(思った)かな?と振り返ってみたんですが、直近5分くらいの間に8回言ってました。
思い出せるだけで8回です。
なんならスタートの時点ですでに「余裕がない」って一回言っちゃってます。
無意識に感じているレベルのことも含めたら、きっともっと沢山言ってしまっていたでしょう。
でももし、ネガティブな事で自己肯定感が下がってしまったり、自分が変わるために踏み出そうと思っているなら、どんな時に『ない』を使ってしまったのか気づけるようにアンテナを張ってみるのもいいかもしれません。
直近5分で自分に掛けた「ない」という言葉、あなたはどのくらいあったでしょう?
意識するだけで、今の自分の心の状態が少し分かるかもしれません。
そして、もし今の状態を変えたいと思うなら、その「ない」の言葉を別の言い方に変えてみたり、「ない」事で自分が何を守っているのか考えてみるのもいいかもしれません。
どんな気持ちの変化が起こるでしょう?
コメント