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コーチングってなんなの?私にとってはこんな感じです。

コーチング

こんにちは、ちゃぽこ改め保育士でTCS認定コーチ・マザーズティーチャーの
かめや かすみと申します。

コーチング、コーチング♫コーチング!!

と、最近の私の頭の中は絶賛コーチング祭り中なのですが、なぜこんなに夢中になっているのかを書いてみようと思います。

コンプレックスの塊

そもそも私は自分のコミュニケーション力についてはコンプレックスだらけでした。

幼少期からの最大のコンプレックスは、今改めて言語化すると

「人間関係が深く築けないこと」

幼少期から仲良しグループに違和感があって入れず、一人一人とはそれなりに遊べるのですが、5、6人の集団になると「何だか私、浮いてる」と感じ取り、おままごとなどはどうやってみんなと一緒に進めて良いのかわからないタイプでした。

「仲のいい友達は誰ですか?(二人)」という保育園の卒園文集に載せる質問に一人しか答えられず、地獄のようなシンキングタイムを過ごしたことを思い出します。

そこで何を考えていたのかというと、

私だけが仲良しだと思っていたらどうしよう・・・?

そして多分、私のコンプレックスの原点はここです。

「みんなに認めて欲しい」「あなたと遊ぶと楽しいと思ってもらいたい」そんな自分の気持ちと現実のギャップは、まさに越えようと思っても越えられない壁になっていました。

自分が思うように進めなくなるたび、気づけば
「もっと私が変われば・・」
「なんで私は○○ちゃんみたいに出来ないんだろう?」

等、全部マイナス思考の矢が自分に刺さっていくようになりました。

その結果、時間をかけて自分に自信が持てない成人女性が一人誕生してしまったのです。

自分に自信がないということは

自分に自信がないということは、「自分の持っている力を信用していないこと」だと私は思っています。

だから褒められても、心の底から全力で「そんなことないよ〜。」が出て来ます
謙遜でもなんでもないのです。

本心です。

でもある時出会った人に「褒められた事を否定することは、その褒めてくれた人の気持ちも否定することになるよ。」と言われ、ハッとしました。

本心でも、社交辞令でも、お世辞でも、「褒めてくれた事実」は変わらないのですよね。

その事実をそのまま受け止めれば良いのに、そもそも疑ってかかる私。

単純に失礼。

そして

自分は人に認められたいと思っていたのに、自分は人の言うことを素直に受け止めることもできていなかったんだな・・。

と反省しました。

これからは褒めてもらえる事があったら、素直に受け取ろう

そう思えたことで、完全に下を向いていた視線を少し上に向けることができたような気がしましたが、まだ前には進めない・・。

その原因は私のアイデンティティが関係していました。

私のアイデンティティとの付き合い方

アイデンティティとは自分が小さい頃から作り上げてきた「自分像」です。

「自分は社交的です」「私は人見知りです」など、「自分は○○な人です」と言うときの「○○」の部分。(と認識しています。)

私の持っているアイデンティティの一つに「自信を持ってはいけない」というのがあります。

上記の書き方であれば、

私は自分に自信を持ってはいけない人です

になるでしょうか。

このアイデンティティに気づいた時、自分でも相当ショックだったのですが、

今は「お守り」になっている言葉です。

それに気づくことができたのはコーチングのおかげでした。

「人に認められたい(理想)」自分と(自分の思うように)「人には認められていないと感じている自分(現実)」の差をなんとか埋めようとして出てきたようです。

いつこのアイデンティティに気づいたのかというと、2ヶ月くらい前でしょうか。
割と最近です。

ここに、コーチングの魅力が詰まっています。

スタートは

挑戦したい事があってもなかなか前に進めない、行動に移せないのは自分のどこにつまずきがあったのだろう?

と考えたことです。
「人の目が気になるから?」
「周りに拒否されるのが怖い?」
「そもそも何で人の目が気になるの?」
「あれ?人に認められないと思ってるから?」
「私よりもっとすごい人たちが沢山いると感じているから?」
延々と自分との会話です。

その中で、

あぁ・・私が動かない事で安心するためだ。自分に自信を持ってはいけないって思ってるんだ。

と気づいてしまったのです。

そこで一気に涙が溢れました。

「自信を持ってはいけない」なんて、自分を否定する言葉にしか感じられませんでした。
一気にマイナス思考どん底です。

でもちょっと時間が開いてから再度考えたら、

自信を持ってはいけないからこそ頑張れていた事があったわ!!!

と気づきました。

それはインプットです。

「自分の保育に自信がないから文献等を読んでみる。」
「発達について知識に自信がないから本を読んでみる。」
「色んな考え方を知りたいと思うから、SNSで情報収集をしてみる。」
「自分の動きに自信がないからこそ、同僚の素敵なところを見て吸収する。」

等。

外に向けられたアンテナは多くインプットに対しての行動力は結構あった!ということに気づきました。

それに対して、ちょっと苦手だなと感じているのがアウトプットです。

インプットして、入ってきた知識をなかなか外に出せないのです。

本で読んだ内容を誰かに話したり、同僚の素敵だなと思うところを真似てみることもアウトプットではあるのですが、
自分の意見を言語化してアウトプットすることが苦手」なんですね。

ブログはまさに苦手分野です(笑)

ただ、「自信を持ってはいけない」というアイデンティティに気づけたからこそ、それが持つ二面性とどう付き合っていこうかと思えたし、

「自信を持ってはいけない」=悪い事ではないと思えました。
そして不思議なことに、
「自信を持ってはいけない」事に「自信を持っている」自分がいるのです。
これが私の向上心の源なのかなと思っています。

私という人生を生きて3●年。自分について知らないことが沢山あるなと気づいた経験です。

コーチングとは

コーチングとは一般的に

「対話によって相手の目標達成や自己実現をサポートする技術」と言われています。でもその前に、「自分がどういう人間なのかを知るための技術」でもあるなと感じています。

自分のことは自分が一番よくわかっている

とか

自分の事なのにわかっていないの?

等と感じる場面は生活の中で多々あるかと思います。

では、私たちは「自分のことをどのくらい知っている」でしょうか?
コーチングは自分自身に対しても沢山のことを気づかせてくれます。
私自身、継続的にセルフコーチングすることで、自分の知らない自分に出会えています。

自分を知ることで、「自分のやりたいことや目標は何か」をより深く考えることができるのです。

そしてその結果、視野が広がって大切な人を応援したい・・と思った時に、この経験が驚く程役に立ちました。

だから、私にとってのコーチングとは「より深く自分を知ること」でもあるのです。

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