こんにちは。TCS認定コーチ、MCSマザーズティーチャーのかめや かすみです。
先日私の所属するTCSの勉強会で「誠実」という言葉を掘り下げる勉強会があり、参加しました。
「誠実」をあえて調べず、最初考えた私の定義は「相手のために、相手を思って行動すること。」
だったのですが、途中で気づきました。
「あれ?そこに私いなくない?」
誠実と聞いた時、誠実さを向けたり向けられたりする「相手」を想像すると思うのですが、そこで「自分に対しては誠実なのか?」という疑問が生まれました。
相手にとっては誠実な態度をとったつもりでも、自分の中で納得いかない気持ちが残っていたり、何かしら後ろめたいような気持ちがあったとしたら、それは「自分に対しては不誠実」になるのではないかな?
と思ったわけです。
コーチングを学んでから、なかなか気持ちを言葉にできなかったり、発信できなかったりする自分に対して、私は自分に対する信頼感が欠けているなと感じていました。
それはもしかしたら自信のなさや不安以外にも、自分に対して不誠実な自分がいたからかもしれません。
とは言え、それでも少しずつ私の中では変化が起きている。
その変化は小さく積み重なって「自己信頼」につながっている感覚があります。
マイペースであっても、ありたい姿を追い続けることは自分に対しては誠実な行動なんじゃないかな?
そう思えるようになってきました。
では自分の行動がどう変わってきたかということなんですが、
自分の気持ちを言葉で伝えるようになったことが一番大きな変化だと思います。
言いにくいことも、思い切って伝えてみる。
伝え方はもちろん気をつけますが、嫌な顔をされることもあります。(主に夫に)
でも、ケンカをしたいわけではないので、気持ちを伝えた上でなるべく攻めることはしない。(無言の圧は発してしまっているかも・・・ですが。)
そうすると、以前より歩み寄ってみたり、話し合ってみたりすることができるようになってきました。
「誰に対しても誠実でありたい」
私はそう思っているのですが、もしかしたらそう思えていることが「自分に対して誠実」な姿なのかもしれません。
勉強会の後、もう一度「誠実」の定義を考えてみました。
私は「自分に嘘をつかず、自分や相手のために行動すること」と再定義してみました。
言葉一つとっても、人によってさまざまな捉え方がある事がとても興味深いです。
あなたにとって、誠実とはなんでしょうか?
「真心」⇨「偽りや飾りのない心。真剣につくす心。」(ネットより引用)
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