こんにちはTCS認定コーチ、MCSマザーズティーチャーのかめや かすみです。
突然ですが、今住んでいる家の隣のお家が解体作業をしています。
以前隣のお家には老夫婦が住んでいて、我が家が隣に引っ越した際に挨拶をしに行くと笑顔で出迎えてくれたり、道端ですれ違う際は必ず声をかけてくれる素敵な方々でした。
あまり頻繁にお会いする事はなかった方ではあるのですが、私は「受け入れてくれている」というような、なんとも言えない安心感をそのお二人に感じていました。
ところがある日お引っ越しをされてしまうことになり、連日業者が入り、現在解体作業がほぼ8割終わっています。
お二人の穏やかな雰囲気を我が家の中では一番感じていたと思われる私は、庭木が運び出され、家が解体されて行くのを見ていると、なんとも言えない気持ちになってしまいます。
ところが、やっぱりというか、あまり接点のなかった夫や子ども達は解体されて行く様子にワクワクしている様子。
不動産関係の仕事をしている夫は
「解体作業なんて間近でなかなか見れない!」
と徐々に解体されていく建物を見てテンションが上がり、
小三息子は
「ショベルカーってカッコいいよね!恐竜みたいだし!!」
と家よりもショベルカーにテンションが上がり、
年中娘は
「大きな音だし、ショベルカーは恐竜みたいでちょっと怖い。」
と工事の音とショベルカーの大きさにテンションは下がり、
私は
「建てるのは時間もかかるし思い出も詰まっているだろうに、壊すのは一瞬なんだなー。人間関係みたい。」
と、1人で全然違う事を考えていました。
解体作業一つとっても、いろんな見方があって面白いですね。
事実に対してどんな捉え方をしているのか。
十人十色だと思います。
何が正しいとか間違ってるということでもなく、ただ受け取り手のアンテナが向く方向が違うということなんですが、これって人間関係においても同じかな?と思っています。
相手の行動に対して、自分が良くも悪くも引っかかるポイントと、相手が意図している事が必ずしも同じでは無いということ。
逆も然りです。
冷静に考えれば当たり前のように思えるけど、これに感情が乗っかってくると、必ずしも冷静に受け止められない事も多々あると思います。
私もその点はまだまだ修行中です。
だけど、そんなボタンの掛け違いが起きた時に不快に思うのではなく、なるべくなら
「おお!なるほど〜!!」と思える人でありたい。
そんなことまで感じさせてくれた隣の家の解体作業。
お隣のご夫婦は、私がそんなこと思ってるなんて全然知りませんが、ただただ私はお二人に感謝しています。
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